夫は去年までお手入れをするたびに「頭が痛い」「枕がほしい」「長い」と、気持ち良さとは程遠い体感しか得られず毎回渋々お手入れを受けていましたが、昨年末のお手入れ後、最大級の頭痛と気分の悪さが反応に出ました。
夫は日頃から我慢することが多く、身体に溜め込んでいるものを緩めた好転反応。本人はさぞかしキツかったと思います。
私がその時に感じたことは、狭い空間に閉じ込められた防音ガラス越しから「気づいてくれ！」と言わんばかりにドンドン叩く夫の叫び。その必死さに私は涙が出ました。
当時の私は目には見えない不思議な話をすることに拒否反応がありました。なぜなら、付き合い始めの頃そうゆう話をした時に「頭、大丈夫？」と言われたことに傷つき、『二度とコイツには話さん』と心の扉をバタンと閉めていたからです。
しかし、私も夫を通して成長させてもらっています。
『私がどう思われるかではなく、夫に必要なことを伝えよう』と意を決して、「しんどいところ申し訳ないんだけど…」と私が感じたことを伝えました。
案の定、無視されたけど（笑）
それよりも私は必要なことを伝えられたことで『いいよ、いいよ。ゆっくり休んでね』と穏やかに無視を受け入れ、年越しは用意したフグとカニ鍋を一人でたらふく食べ2023年を締めくくりました。
今年のはじめ、頭が痛いと言うので「薬を飲む前に試してほしいことがあるんだけど」と誘導瞑想のことを伝えると、「宗教始めたんか？」とまたもや私がやっていることを怪しがり、険悪ムードで一悶着。
「薬を飲むことがダメなんじゃなくて、やってから飲んでほしい」と冷静に伝えると、めちゃくちゃ不機嫌だったけどやってくれました。
誘導瞑想に馴染みのない人からしたら「マインドコントロールされる」「洗脳される」と感じるようで、『そんなことするわけないじゃん！』と私も批判してしまう感情や態度を出してしまいがちですが、感情で人を導くことはできないので、理性を使うことができるようになってきています。
そして、誘導瞑想で行う光の呼吸をした結果、痛みがやわらぎました（笑）
夫も何か感じることがあったようでその後、誘導瞑想を毎晩続けた結果「そういえば最近頭痛になっていない」と頻繁に起きていた頭痛が気づけばなくなっていました。
夫が抱えていた頭痛、「原因は何だと思う？」と聞いた時「ストレス」だと。「じゃー、そのストレスになっているものは何？」問いかけながらひとつひとつじっくりゆっくりと自分で自分をみていくことを日常的に話しています。
たとえば、「お金も時間も場所もすべて自由で自分が何を選んでも誰にも迷惑がかからないとしたら何がしたい？」とか。
答えは自分自身の中すべてあります。
セラピストが答えを出す、良くする、治すではなく、【自分で自分を健康にする、幸せにする】ことをコンセプトにさせていただいているお手入れ・気を流す体操・誘導瞑想です。
目に見えない不思議なことも起こりますが、自分のことをすごいことができる人だと勘違いしないように、ただただ寄り添い私ができるサポートをこれからもさせていただければと思います。
